2010年02月

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ごっこ汁に舌鼓

35年ぶりで函館名物「ごっこ汁」を食べた。「ごっこ」は、カサゴ目ダンゴウオ科のホテイウオで、見た目はふぐのようぷっくりした体つき。ふだんは水深100m以深の海底の岩場に腹についた吸盤で張り付いて暮らしているが、冬場は産卵のため浅場にあがってくる。体長20~30cmのメスをぶつ切りにして、醤油仕立ての昆布だしで煮る。ふぐ皮よりもっと厚いゼラチン質の皮がプルプルしてうまい。そして、体重の半分もあろうかという卵がたっぷりはいって、懐かしいやら、おいしいやら。

大学卒業後、日魯漁業に入社して最初に配属されたのが資材部。コンピューター室に異動になるまでの間に、本社のあるこの函館に出張してきては、ごっこ汁を食べたものだ。その後なかなかチャンスがなかった。いや、函館に来るチャンスはあったけれど、ごっこ汁のシーズンに当たらなかったのだ。今回、公立はこだて未来大学の講演にうかがって、ついでにごっこ汁の美味しい店を探していただいたのだが、地元では家庭料理という先入観があって、見つけるのに苦労したとか。とても美味しかったですよ、ありがとうございました。

また食べる話で恐縮だが、和歌山県の新宮市教育委員会の講演(熊野学)に呼んでいただいたので、かねてから、和歌山県仁坂知事お奨めの「クエ鍋」に挑戦。クエとアラの違いがややこしいが、スズキ目ハタ科のクエである。シーズン的にはそろそろ終わりとのことだが、いやいやこれがまた、美味。写真をごらんいただければわかるが、まぐろの大トロかと見まごうばかりの脂ののり方を見てください。煮立った鍋にこの身を入れると、ぱーっと脂の輪が浮かんでくる。それでいてしつこくない、さっぱりしたうまみがある。これ、病みつきになります。和歌山通いそうだなぁ・・・。

写真カバー ごっこ汁  「よし庵」で新鮮な魚介類たっぷり堪能しました。
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/gourmetdata/42860.html
写真1. ごっこの皮 見よ、このゼラチン。
写真2. ごっこの卵。
写真3. クエ鍋  新宮市の割烹「徳川」
http://gourmet.yahoo.co.jp/0007755963/
写真4. クエの身 箸でつかむとホロホロとくずれるやわらかさ。
写真5. 新宮銘菓 「鈴焼」
今回 思いがけず大発見だった「鈴焼」。あまり期待せずに食べたのだが、意外(失礼)な美味しさに、荒俣ばかりでなくシンポジウムに参加した他の先生方にも大好評だった。餡の入っていない人形焼きといったらいいのか、鈴の形をしたカステラなのだけれど、和三盆糖の素朴で上品な甘みが後を引く。おみやげに6袋(1袋16粒)頂戴したが、名古屋に着くころには、もう2袋しか残っていなかった。あ~、あとひくよ~。
http://www.suzuyaki.jp/suzuyaki.html
写真6. 新宮の地元料理 クジラの内臓をゆでたもの。酒のつまみにいいらしい。
写真7. うつぼの唐揚げ  こりこりサクサクして意外にうまい。
写真8. マグロの皮のポン酢あえ  弾力のある歯ごたえで、結構イケます。

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☆おんな北斎
葛飾應為という画家をご存じだろうか。葛飾北斎の三女で、離婚して出戻ってから父北斎のアシスタントをしていたお栄である。北斎の名で売り出した方が作品が高く売れるため、あまり華々しく取り上げられてこなかったが、その才能は父北斎も舌を巻くほどであった。
北斎と應為、この二人の天才を取り上げた番組「おんな北斎~天才浮世絵師は二人いた」
2月7日(日)15:00~16:25 日本テレビ系列 アラマタは葛飾北斎役で出演している。
深イイ番組です。
http://www.ytv.co.jp/hokusai/index.html

われわれが應為作品を実際に見る機会はあまりない。作品数が少ないうえ、保存上の問題から常時公開されないからだ。時間を作ってでもご覧になることをお勧めする。
「夜桜美人図」メナード美術館蔵 残念ながら公開は1/31まで
http://museum.menard.co.jp/collection/japanese/japanese_katsushika.html
「吉原格子先の図」太田記念美術館蔵 2/24まで公開中
http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/H220102-Otacollection.html

☆ニチロのアラマタ缶
ニチロの広報室にお願いして特別に作っていただいた「復刻版あけぼのさけ」アラマタ缶。缶形も通常販売のサケ缶より若干大きく、手詰め。サケマス缶詰工船が、獲れたばかりの道東沖獲りの脂の乗ったカラフトマスを船内で加工して缶詰にしたものだ。

昔、ニチロは豪華なタラバガニの脚肉詰め、毛ガニの缶詰もたくさん生産していた。これらはほんとうのご馳走なのだが、わが家のご馳走はサケ缶だった。昔どおりのおいしさで、思わず目をみはった。わたしが子どもの頃に食べたサケ缶、そのままの味に感激した。
サケ缶については、こちらに詳しく書いているので興味のある方はどうぞ。
http://www.food.maruha-nichiro.co.jp/salmon/culture/04.html

昨年末、自民党幹事長代理の園田博之議員と対談をした際、このアラマタ缶をプレゼントした。じつは、園田議員はアラマタが日魯漁業入社当時の直属上司だったのだ。所属は資材部。その後、アラマタが北海道拓殖銀行コンピューター室に異動になったため、わずか一年足らずであったが、いろいろなことを教わった。園田さんのアラマタの印象は、変人、それでいてただ流されているようでもない、とにかく生活に困窮しているようだった、と。サケ缶がごちそうだったんです。

 
写真カバー 北斎は本当にこんな恰好で描いていたらしい。
写真1 葛飾亜北斎(アホクサイ?)
写真2はおみやげのサケ缶をお渡ししているところ。懐かしい再会であった。
写真3,4 アラマタ缶 化け大イベントその他で、皆さんにプレゼントする機会があると思う。

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