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2月あたまにやっと遅い正月休みがとれ、10年ぶりでハワイへ出かけた。目的はビショップ博物館のDr.篠遠にお目にかかることとハナウマベイでのシュノーケリングだ。

家を出る直前まで粘って原稿を書き上げ、機上の人となったまではよかったが、ご覧の通り、シートベルトが留まらない。乗務員が驚いて繋ぎのベルトを装着してくれました。痩せないといかんな、と思いつつ、成田空港で買ってきた鯖寿司を平らげるのが無上の幸せなのです。新幹線では冷凍みかんと深川めし。飛行機には茶巾と鯖寿司が、僕の旅には欠かせない。

10年ぶりのハワイはすっかり変わっていた。貝殻のネックレスやムームーをぶら下げたカラカウア通りのみやげ物屋は消え、銀座や原宿と同じようなブランドショップが軒を連ねている。昔はディナーの後、付近から流れてくるハワイアンソングを聞きながら、みやげ物屋を冷やかし、最後はABCストアで飲み物をかってホテルに戻る、というのが定番のハワイの夜だったけれど。なんだかのんびり散歩という感じではなくなってしまったなァ。
免税店の入り口、昔woolworthというスーパーがあったところに5mぐらいの巨大水槽ができていた。エイやサメの泳ぐ姿に、思わず免税店内へ吸い込まれてしまう仕組みだ。水族館は入場料を取ろうとするなら、よほどコンテンツを充実させなければ客は呼べない時代になった。

なんという偶然か、同じホテルに「横尾忠則画霊」がお泊りで、ご一緒にイタリアンでランチ。「二十世紀アートで遊ぶ」という企画で大盛り上がり。これは楽しいことになりそうだ。横尾さんは、50代、60代の頃、自分はまだまだ30代であると宣言し頑張ってきたので、とても疲れたそうだ。70歳になって老人宣言をしたら、身も心も楽になられたとのこと。奥さんに「老人宣言したよ」と言ったら、「あなた、そんなややこしいことやめてちょうだい」といわれたそうだ。・・・確かに。

横尾さんが皿をくるくる回しているので何かと思ったら、オリーブ油とバルサミコ酢で即興のアートをものしていたのだった。すかさず激写しました。

ホテルのレストランで朝食をとっていると、スズメやハトが餌をもらいにやってくる。人によくなれていて、カメラを構えても逃げない。思わず餌をやりたくなってしまうが注意書きにあるとおり、固有種保護のため餌やりは禁止なので、こぼれたパンくずを拾って食べていた。ガラパゴス諸島でもそうだったが、ホテル内にやってくる動物たちは仕方がないということらしい。

Dr.篠遠とディナー
ポリネシアのインディ・ジョーンズこと、篠遠先生はハワイ諸島やタヒチ、ポリネシア一帯の考古学が専門で、僕も先生と「楽園考古学」、「南海文明グランドクルーズ」の二冊の対談本を出版している。釣り針の形から年代を測定する方法を編み出した凄い博士である。

ホノルルでは日本の鍋料理が流行っているとかで、アラモアナ・センター近くの和食やで
ディナーをご一緒した。真ん中から二つに分かれた鍋で、「しゃぶしゃぶ」と「塩ちゃんこ」とか、カップルでもそれぞれ違うものが食べられるので人気だとか。日本でも二種類の味の違うスープを入れて使ったりするあの鍋だ。

Dr.篠遠は1954年、考古学研究のためにカリフォルニア大学バークレー校への留学途上、ビショップ博物館のケネス・エモリー博士の発掘を見学するためハワイで途中下船する。軽い気持ちで下船したのだが、当時タヒチで石積みの宗教遺跡の発掘をしていたエモリー博士に引き留められ、そのままハワイに残り生涯を太平洋考古学に捧げることになった。ビショップ博物館人類学部上席特別研究員。

ハナウマベイ報告は次回。