2006年06月

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とにかくかたづかないのが、山のようにあるオマケフィギュア類だ。小さいから油断していたが、もう7年ほど集めていると、何がなんだか分からなくなる。

そこで、一ヶ月前からガレージの隙間を利用してフィギュアケースを並べることにした。100円ショップで、とりあえずいろいろなサイズを50個ほど購入し、作っては、入れ、作っては、入れ、を延々とつづけた。

途中、亡くなったと思っていたジェニーハニヴァーがフィギュア部屋から発見されたことは、このブログでも報告したが、本日、ようやく第一期整理が終了した。

妖怪物が、まだ奥地でねむっているので出てこないが、黒澤シリーズだの、七人の侍シリーズなど、大好きな大阪万博ものだの、いろいろそろった。

海洋堂さんの作品がメインだが、不思議な事がいろいろ起こったのを懐かしく思い出した。

たとえば、七人の侍シリーズだが、これをセブンイレブンでみかけたとき、一体何のオマケなんだかわからなかった。オマケばかり強調されて、肝心の本商品がなんだかわからない。よーーーくしらべたら、ちっちゃく書いてあった。蜂蜜の会社「クインビーガーデン」がキャンディーをだしていたのだ。そして、おどろいたことに、そんな話をマネージャーとしながら、3個ばかり買い込んだ翌日、生きもの文化誌学
会というところに話にいったところ、幹部の人から、ふいに七人の侍の箱を2ついただいた。
「あ、これ、昨日買いました!」と言ったら、その人に
「うちの会社でだしてるんです。うちがクインビーです」
と、自己紹介され、またもおどろいた。

海洋堂のフィギュアの取り持つ縁で、めでたく学会の入れていただいた。その七人の侍も全部そろって、ケースにおさまった。宮脇館長のお好きなドンキホーテ像も二種類あつまった。こうして、並べてみると、またおもしろいもんですねー、フィギュアは。

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いいことがある兆しは、ひょんなことで生まれるものだ。久しぶりに、六月上旬はそういう現象に遭遇した。

雨ばかりつづいたあと、久しぶりに晴れた日のことだ。おとなりの庭でちょっと声がしたので、行ってみた。にょろにょろっという気配を感じて、足が止まった。ちょうど、おとなりからうちの庭に移動しようとする大きなヘビがいる!
うすい灰色に縦筋が見えた。目の後ろに黒い縞があるアオダイショウだった。2メートル近い大物だったので、みんなびっくり。こいつが芝の上をするすると這っていく。こんな大物が、まだ東京の街に生きてるんですね。おどろきました!

15年ほど前、武者小路実篤らが建てた日向の「新しき村」へ取材にいったら、黒いアオダイショウがものすごい速さでうごきまわっていたのを目撃したが、アオダイショウとのご対面はそのとき以来のことだ。新しき村では、まだ、実篤の奥さんだった武者小路房子さんが90歳を過ぎてお元気に村で暮らしておられた。信じられぬ思いでお目にかかった。老いを感じさせない、不思議な色っぽさをお持ちの女性だった。帰りぎわに、東京からなにかお送りしますが、とたずねたら、ピンク色のパジャマがいいわ、とおっしゃられたのが、忘れられない。そのとき、武者小路邸の前の畑を、不吉なまでの速さで横切っていったのが、アオダイショウだった。とすると、房子さんは弁財天で、使いのヘビをあやつったのかもしれない。

でも、今回はアオダイショウに出会って、不吉どころか大吉の大盤振る舞いにあずかれた。しばらく忘れていた武者小路房子さんのことを思い出させてくれただけでなく、さらに幸運を呼び込んでくれたからである。なんと、翌日用事で新宿へ行った帰り、なにげなく小田急地下に買い物に立ち寄ったら、大好物の「釜元弁当」がでているではないか!!
北海道のお弁当の横綱といっても過言でない。カニとイクラとウニが山のようにご飯に乗っかっている。これがまた、うまいのだ。6年ほど前にデパートの北海道物産展で偶然に購入して以来、ファンになった。どこかで出くわせばかならず買って食べる。でも、このお店は神出鬼没で、東京ではどこかの物産展にときおり出るだけ。まだ、4回ほどしかぶつかっていないので、新宿に行くと、ついついデパ地下へ行って、窯元は出てないか、やーーい、と探す習慣がついてしまった。

しかし、その日はヘビ様がついておられた。小田急へ行ったのが、みごとに大当たりした!!釜元弁当をひったくるようにして、二つ購入し、『けんかえれじぃ』の主題歌を野呂圭介みたいに会津訛りでくちずさみながら、帰宅。すぐさま、涙ぐみながら二つとも完食した。

そのあと、東京で手塚治虫文化賞の授賞式に出席。昔から大好きだった吾妻ひでお先生と対面できた。『失踪日記』で大賞受賞である。ごあいさつが、「みなさんもアルコールには気をつけてください」とおっしゃったので、すこしだけしんみりした。さらに、この会場には、めったにお目にかかれない超多忙の角川歴彦会長がおいでだった。ほんのすこし四方山話をさせていただいた。なかで、三池崇史監督がアメリカで撮った映画『ぼっけえ、きょうてえ』が、あまりにすごすぎてアメリカでも上映できない、とのお話を聞いた。じゃー、ぜひ見せてくださいとお願いしたら、「よし、見せてやろう」ということになり、万歳した。ヘビ様がここでも幸運をもたらしたのである。

会場で、さらに、岡野玲子先生にお目にかかれた。陰陽師のことをいろいろお教えいただき、こんど一度原画を拝見できるかもしれないという話になった。

あんまり、幸運がつづくので、こわくなって、帰りにプランタンに寄って、地下に出ている「マジック・アイス」のお店へ行き、気付に大好物のマジック・アイスを食べた。いろいろなものをアイスクリームに練りこんでくれて、できあがる。これを口に運ぶと至福のときがおとづれる。でも、ここまで贅沢カードを乱発すれば、いかにヘビ様といえども、お力は消えるだろう、と得心しながら、帰宅。 

でも、まだつづきがあった。帰ったら、マネージャーのYさんが、「今年前半はテレビも見られないスケジュールにしてしまったので、お詫びにいいものあげます」と、差し出されたのが、かつてTBSが誇った傑作ドラマのひとつ、『淋しいのはお前だけじゃない』のDVDであった。またまた、泣きながら全編を観賞。このドラマで、梅沢富美男の大衆演劇女形の魅力を知り、ちあきなおみが歌う「矢切の渡し」に感動したものだった。マネージャーさん、ありがとうございます。仕事がんばりますから、こんどは、フジテレビのドラマ『若者たち』を探してきてくれないかなーー。どこかの貝に放送された「すずらんを刈る男」がもういちど見たいのだ。でも、1960年代のテレビ番組だから、無理か。寅さんより古いしなあ。

いずれにせよ、ヘビ様一匹で、ここまで幸運が舞いこむとは。生きてさえいれば、おもしろいことに出くわせる。

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先日アメリカのオークションハウスで落札したボールズのピンナップ原画が無事に到着した。額入りのりっぱな油絵だ。やっぱり1930年代のアーティストはすごい。挿絵画家なのに、油絵で描いている!!! このボールズも、本来は美術学校を出た本格美術家だったのだが、どういうわけかピンナップの挿絵画家になった。

ちなみに、先日のオークションでは、SFアーティストとして名高いR・フランク・パウルだのマリリン・モンローをモデルに使ったことで名高いアール・モランだのの原画がいっぱい出て、ずいぶんビットしたのだが、ほかはぜんぶダメだった。パウルなんか、原画はもう入手をあきらめざるを得ないほど高くなっている。

なぜか、まだピンナップ・アーティストだけは本場アメリカでも比較的評価が低いのだけれども、エノック・ボールズはもうすぐ手がとどかなくなるほど高くなりつつある。

嫌な世の中になってきたねー、と、玄関の番人をしている福助さんと話をしながら、さっそく大きな箱をあけた。

福助さんもおもわずにっこりしながら覗き込んだ。「ちょっといいじゃないか、肌が輝いてて」と、福助さんがいう。

ボールズがいちばん油の乗っていた時期の作品だ。原画が手に入るとは思わなかったのだが、ありがたいことである。

福助さんと肩を叩きあいながら、幸運をよろこびあった。

また、来年、挿絵画家の原画オークションがある。こんどは、ラファエル・キルヒナーの作品が出ないかなーー。

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